公開日:2026.06.12

最終更新日:2026.06.12

Webサイトの表示速度を改善しユーザー離脱を防ぐ LCP 改善方法

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システムエンジニア・コーダー
渡邉剛之

Webサイトは、開いてすぐに見たい情報が表示されるかどうかで、読み進めてもらえるかが大きく変わります。
LCP(Largest Contentful Paint)は、ページ内で最も目立つ要素(大きな画像や見出しなど)が表示されるまでの時間を示す指標です。
ここに時間がかかると、「このサイトは重い」と感じられ、離脱につながりやすくなります。

本記事では、LCPを改善するための進め方を整理します。

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目次

LCP の改善は、単に表示が速くなるという体感面のメリットだけでなく、SEO の向上にもつながります。LCP は Google のページ評価に影響します。もちろん LCP だけで検索順位が決まるわけではありませんが、同程度の品質のコンテンツが並んだときには、ページ体験の差が評価に影響する可能性があるので重要となります。

LCPの確認方法

LCPの対象になるのは、ページを開いた直後に見えている範囲の中で面積が大きい要素です。実際には、メインビジュアルの画像や大きなバナー、大きめの見出し、動画などが該当します。

LCPは PageSpeed Insights で簡単に確認ができます。ページを開いたら計測したいURLを入力して分析を実行し、結果画面でLCP の値を見れば確認できます。一般的に、2.5秒以下が良好とされます。

Webサイトの見た目を良くしようとすると、かえってLCPが悪化することがあります。たとえば高解像度でサイズが大きいメイン画像をそのまま使ったり、動画やアニメーションをファーストビューに多く置いたり、スライダーを重ねたり、フォントや外部タグを増やしすぎたりすると、表示開始が遅れやすくなります。大切なのはきれいに見せることと早く見せることの両立で、まずは最初に見える範囲を軽くすることから着手するのが効果的です。

具体的な改善策のポイント

LCPを改善するためには、具体的にどのような対策が必要なのでしょうか。まずは、以下の3つのポイントから見直してみましょう。

画像の最適化と次世代形式の利用

メインビジュアルなどの大きな画像は、表示速度に直結します。画像のファイルサイズを適切にリサイズするだけでなく、WebP(ウェッピー)やAVIF(エーブイアイエフ)などの高圧縮な次世代画像形式をを採用することで、見た目の美しさを保ちながら大幅に軽量化できます。

「Lazy Load(遅延読み込み)」の使い分け

画面外にある画像などは、必要になるまで読み込まない「遅延読み込み」が有効です。ただし、LCPの対象となる「ファーストビューの画像」にまで遅延読み込みを設定してしまうと、逆に表示が遅れる原因になります。最初に見える画像だけは即座に読み込むよう設定を区別し、可能であれば優先的に読み込ませる属性(fetchpriority="high"など)を付与することが重要です。

レンダリングを妨げる要素の排除

ブラウザがページを表示するのを邪魔してしまう、重いJavaScriptやCSSの読み込みを整理しましょう。不要なプラグインや外部スクリプトを削除したり、読み込みのタイミングを遅らせたり(非同期処理)することで、ブラウザが素早くメインコンテンツを描画できるようになります。

まとめ

LCPの改善は、一度行えば終わりではありません。サイトを更新するたびに数値に変化がないか、定期的に PageSpeed Insights でチェックする習慣をつけましょう。また、サイト全体の傾向は Google Search Console でも確認できます。ユーザーにとって「ストレスのない心地よい体験」を提供し続けることが、結果として検索エンジンからの高い評価、そしてサイトの成果へとつながっていきます。

システムエンジニア・コーダー
渡邉剛之
工学部情報工学科を卒業後、ソフトウェア制作会社、WEB制作会社を経て独立。2024年より株式会社YOAKEに参画し、WEBサイト構築やサーバー構築を担当。学生時代からプログラミングに慣れ;親しんでおり、C、C++、Java、PHP、Python、Rubyなど、さまざまな言語を習得。また、ドメイン移管、サーバー移転、WordPressプラグインのカスタマイズなども得意領域。
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