公開日:2026.07.24

最終更新日:2026.07.24

あのスポーツが今キテいるワケをマーケティング視点で考えてみた

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WEBディレクター

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目次

なんかコレ流行ってない?

「最近ピックルボールにハマってるんだよね」と言うと、大抵の人が「ピックルボール?」と、不思議そうな顔をします。

たしかに、ゲームなのか、海外ドラマのタイトルなのかよくわかりません。

「ピックル」と「ボール」、掛け合わせたことのないワードを並べたソレはいったいなんなのか。

そしていまナゼ日本で流行っているのか、マーケティングの視点で考えてみました。

ご一読いただいて、ぜひピックルボールの普及に...じゃなくて、マーケティングのヒントになれば、嬉しいです。

「ピックルボール」はスポーツです

みなさんは、ピックルボールをご存知でしょうか?

一言でいうと、テニスと卓球とバドミントンを掛け合わせたようなネット型スポーツです。(ぜんぜん一言ではない)

穴のたくさん空いたプラスチックのボールを、卓球のラケットを大きくしたような形状のラケット(パドルと言います)で打ち合います。

詳細は省きますがYouTubeやInstagramでもプレー動画がたくさんあるので覗いてみてください。

歴史は案外古く、1960年代にアメリカで生まれた「ピックルボール」。アメリカでは約5,000万人がプレーした経験があると言われています。また、市場も急速に成長していて、年平均成長率35%というデータもあります。

まだ誰もが知っているスポーツではありませんが、日本でも数年前から、専用施設が開設されるなど、じわじわと流行の波がきているようです。

体験してみるとハマってしまう要素が散りばめられており、マーケティング的な視点でも納得のいくものでした。

出典: スポーツエントリー「全米4,830万人が熱中する急成長スポーツ「ピックルボール」の日本市場が本格化!」 Association of Pickleball Players「New APP Research Reveals Nearly 50 Million Adult Americans Have Played Pickleball In The Last 12 Months; Average Age Drops To 35

マーケ視点で解剖:なぜ流行しているのか4P分析のフレームに当てはめてみた

ピックルボールが持つ魅力を4P分析で紐解いてみます。

4P分析とは、マーケティングの戦略を立てるときに欠かせない基本のフレームワークです。「何を(Product)」「いくらで(Price)」「どこで(Place)」「どうやって広めるか(Promotion)」という4つの頭文字を取ったもので、売れる仕組みを客観的に整理するために使われます。

Product(何を)

初速の成功体験の提供

面の広いラケット(パドル)でボールに当てやすく、ネットも低いので、初めてやる人でも比較的簡単にラリーができて楽しい。ボールを打った時に鳴る「カンッ!」って音も気持ちいいんですよね。

Price(いくらで)

トライアルハードルの低減

もちろんピンキリではありますが、安価に道具が揃えられます。テニスのようにガットの張り替え等もないのでランニングコスト的にも良しです。

Place(どこで)

既存インフラの活用

バドミントンのコートと同じ広さです。ラインもそのまま利用でき、ネットの高さも調整すれば流用可能なので専用コートでなくても体育館で手軽にできます。テニスコート1面分の広さでピックルボールコートは4面分設置できるので、都内でも専用コートが開設されています。また、体験用でよく使われるハーフコートであればさらに省スペースで行えます。

Promotion(どうやって広めるか)

口コミの自然発生

みんなで盛り上がって楽しそうな様子は、SNSでも発信しやすいですね。

また、「◯◯×ピックルボール」といった形で、ブランドのローンチパーティなどに体験ブースが設置されることもあります。そこで著名人やインフルエンサーが写真を撮り、体験の様子がSNSに投稿されるケースも多いです。

さらに、ラケット(パドル)のデザインのバリエーションが豊富なのも、選ぶ楽しさがあって心が惹きつけられますし、SNSに投稿したくなってしまいます。

いかがでしょうか。趣味としても始めやすく、流行るための要素が詰まっていることがわかりました。

流行っているものには、必ず理由がある

世の中で流行っていること、話題になっていることには必理由があります。 なぜ流行っているのかを紐解いていくことで、実は緻密に戦略が立てられていたり、上手くハマっていたりなんてことがあり勉強になります。

最近これ流行ってない?というトピックスを発見したら、それはナゼなのか、マーケティングの視点で考えてみると面白いかもしれません。

WEBディレクター
大学卒業後、クラシック音楽の出版社での雑誌や書籍の編集業務を皮切りに、ニュースサイトやWEBメディア、データベース検索サイトの運営に携わる。2025年、YOAKEに入社し、現在はWEBサイトの制作ディレクションを中心に、運用・改善やレポート作成など幅広い業務を担当。趣味はサウナ、バーや居酒屋でお酒を楽しむことで、特にウイスキーに造詣が深い。サウナに到っては自宅に設置し日々整っている。また、スポーツも得意で、学生時代はバスケットボールの強豪校で活躍していた。
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