「なんだあれ?」見慣れない鮮やかなオレンジ色の自販機との出会い
突如、街中や商業施設に鎮座し始めた生搾りオレンジジュースの自販機。
自販機のダミーラベルが並んでいるはずのところにはゴロゴロと本物オレンジが積んであるではありませんか。
見たことある、買ったことあるという方もいるのではと思いますが、こちらの自販機、お金を入れるとその場でオレンジを絞ってフタまでしてくれて提供してくれるのです。
目の前で搾るライブ感や出来たて感を体験できるのはとても楽しそうですよね。
「へ〜」と思いながら、SNS用の写真を撮っているであろう若者を横目にオレンジ色の機械を観察していました。
「珍しいから一度試してみる初回体験」にとどまってしまうのでしょうか。
顧客体験・顧客価値の変遷
こうしたトレンドの背景には、時代とともに移り変わる、顧客体験や価値の変遷があります。
大量消費時代(製品価値): 物が不足していた時代であり、機能や品質、スペックそのものが価値でした。
コモディティ時代(知覚価値): モノがあふれ、差別化がしにくくなった時代です。見せ方やブランディングによって顧客が感じる価値を作り出すことがマーケティングでした。
多様化時代(体験価値): 単にモノを買うのではなく、その商品を通じて「どんな体験が得られるか」「一人ひとりにどれだけ寄り添っているか」というパーソナライズされた体験価値が求められています。
つまり、現代は「自分だけの特別な体験」をどう届けるかという点も重要になってきます。
次に流行りそうなものを妄想してみた
生搾りオレンジジュースの自販機のように生活の中に溶け込んでいて、「自分だけの特別な体験」を満たしていればなんでも流行るというわけではないとは重々承知ですが、考えてみました。
日本人が好む「本格・クラフト感」でオレンジジュースじゃないという点で考えると、例えば、「その場で抹茶を茶筅で点てて提供する自販機」のようなものは、体験価値という点ではいい感じですが、パーソナライズされた体験という点ではイマイチ。インバウンドにはウケそうだけど。
パーソナライズという点を踏まえると、ユーザーのその日の体調や、好みなどを考慮してドリンクを作ってくれる自販機なんていかがでしょうか。
スマホ・ウェアラブル端末のヘルスケアアプリと連携して、その場で体調に合わせたドリンクを調合してくれるような自販機があったら使ってみたくなりますよね。
例えば、ストレス高めだからGABA配合、など、その日のコンディションに最適な栄養素やフレーバーをその場で自動調合してくれたら嬉しくないですか。
流行るかどうかは保証できませんが...。
このように、街歩きしながら今世の中で流行っているモノを分析して、今後流行りそうなものまで妄想を膨らませてみるのもいいかもしれません。







