公開日:2026.04.16

最終更新日:2026.05.14

キャッチコピーを書く時間がなさすぎる。

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BP
小川徹也

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こんにちは。花粉症で外に出るのがおっくうな小川です。

CD/プランナーとコピーライターを兼務していると、

提案までにコピーを書く時間がなさすぎることがたまに(よく)あります。

コピーだけのお仕事ならギリギリまで考えられますが、そうでない場合。

コピーを考えて、デザイナーさんとデザインの方向性を決めて、提案書もつくって・・とやっていると、提案までの期間が一週間となればコピーを考えられるのは一日なんてこともあります。

そんなときどうすればいいか。

AIに投げるのか。

それではコピーライターとしてお金をいただくことはできません。

AIに視点や切り口のヒントをもらうことはありますが、ターゲットに届くコピーをAIが考えてくれるまでには現状至ってないなという実感があります。

そんなときにやっているのが、「いいコピーから逆算する」です。

TCC年鑑に載っているような名コピーは、以下の3つの要素のどれかを持っていると思います。

① 発見(再発見):言われてみれば確かにそうだ、と思える

② 共感:分かる。あるある。と思える

③ 知られていない価値ある事実

③については例えば、「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」のようなコピーが当てはまると思います。

ただ時間がないときにここを攻めるのは難しいので、①②で攻めていきます。

やることは1つ。

その商品・サービス・ブランドの一番の強みを見つけて、①や②を感じるように言い変えていくことです。

あるハンバーガー屋さんの強みが、和牛100%のパテだとしたら、

「和牛より旨い肉って、なかなかない。」

ある本屋さんの強みが、漫画コーナーの充実度だとしたら、

「漫画に教わったことって、意外と多い。」

「旅先での共通言語は、英語より漫画だった。」

など、「確かにそうだ」や「分かる。あるある。」と感じるように逆算してつらつら書いていきます。これをターゲットのインサイトやクライアントの視点も含めて時間が許す限りブラッシュアップしていくイメージです。

なぜ①②の視点を入れることでコピーになっていくかというと、①②はユーザー視点だからです。

コピー含むすべての広告において言えますが、企業が言いたいことだけ言っている広告はユーザーになかなか届きません。そこにユーザーにとっての発見や共感できる視点を入れていくことで、「確かにそうかも or わかる。ちょっと見てみようかな」と心を動かすきっかけになるのです。

これで時間がなくとも、最低限のコピーは書ける(かもしれない)でしょう。

そうは言いつつ、常に時間は欲しいものです・・・。

BP
小川徹也
1989年生まれ。愛知県出身。立教大学卒業後、ハウスエージェンシー、デジタルエージェンシー等のプランナー・プロデューサーとして大手航空会社や製薬会社、官公庁等のプロモーションに携わる。現在は、クリエイティブディレクター・コピーライターとしてコンセプトメイキングから手法にとらわれない広告プロモーションの企画・ディレクションを手がける。 2025 - ブレーン C-1グランプリ / Round213 グランプリ 2024 - ブレーン C-1グランプリ / Round208 ファイナリスト
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